毎日ごく普通の日が過ぎる。何てことない1日。病気になって先が見えてきたら、特別な1日になるかっていえば、そうでもない。
めんどくさい家事はやっぱりめんどくさいし、疲れることは手術前よりは疲れるし。
でも1つちがうのは、わたしが先に癌と告知されたことで、すこしだけ父の治療の助けになっていること。
父はわたしのために治して長生きせねばと言っているし、母も前よりは強くなって、わたしと生きていこうと思っているらしい。
高齢の両親に心配をかけてしまい申し訳ないかぎりなのだけど、それでも生きる気力になったのであれば、結果オーライだ。
わたしもめげない。つらくてもススム。