わたしの癌日記

2015年8月9日に左胸にしこりを見つけ、9月15日に全摘手術したわたしの日記

病理結果と術後化学療法

病理結果をもとに、来月から抗がん剤治療を勧められた。生存率が10%あがるかもしれない抗がん剤。そしてホルモン5年。脱毛や吐き気などの副作用とつきあいながら、治療ではなく、予防をする。

体内には目に見える癌はいないけど、リンパ節転移があったということはすでに癌細胞がリンパや血液にのって体内に散らばっている可能性が高いのだそう。

ある程度予想はしてたけどやはりまだとても迷う。

たちの悪い、顔つきのよくない癌だから、術後の治療が必要らしい。


現時点の医学では見えないものに怯えて治療すること。それが標準治療であり、戦う術らしい。ほとんどの人はそれを素直に受け入れて、治療するんだろう。でも、わたしは…迷っている。ずっと。

なんでわたしは、副作用のリスクをとってまで予防するのだろうって疑問に思う。いまも未来も大事なのに。未来のためにいまを犠牲にする?いまのために未来を?

えらべない。とても難しい選択。

こんなに元気なのに。苦しい。