わたしの癌日記

2015年8月9日に左胸にしこりを見つけ、9月15日に全摘手術したわたしの日記

「くだらないのなかに」

くだらないの中に

くだらないの中に

星野源さんの声も好き。
恋やsunのアップテンポな曲ももちろん好きだけど、いまのとこベストは、これ。
「くだらないのなかに あいが」
当たり前の毎日にしあわせがあるってこと。
そのしあわせを失いかけて初めてわかる。


https://youtu.be/Ucbp-Ej5RpI
新曲のFamily songもそんな歌。
「ただしあわせで」と誰かのしあわせを願う歌。

自分が病気になって、ますます家族の健康を願うし、身体は病気でも、心は元気だから、心配もたくさんするし、とにかく、家族のしあわせを願うことがふえた。その心にしっとりと染み込むメロディ。
お源さんといっしょがこんな風に形に残るの、ステキね。(生放送の録画も消さないけど)お源ママも隆子もみつきパパもヒゲの娘ベーシストも好きだ。

「輝きは戻らない わたしがいま死んでも」

いい声だなぁ。
大好きな宮本さんの声。

「輝きは戻らない、わたしがいま死んでも」

つらいけど、苦しいけど、
またひとを好きになって、
死ぬまで、生きたい。精一杯生きたい。
いまとてもそう思う。

その日は必ず来る

その日は必ず来る - SINGLE VERSION -

その日は必ず来る - SINGLE VERSION -

どうしようもなく辛いときもあったけど、なんとかここまでがんばってきたし、これからもがんばる。
「その日は必ず来る」から。

献血と臓器提供

献血ができる年齢になってから、ずっと献血をしてきた。
でも、癌が見つかったのでもうできない。

臓器提供はすべて「する」にしている。でもこれも、実際に使えるかどうかは、「そのとき」なのだそうだ。

あと考えられるのは…献体
でもこれも悩ましくて、遺族が同意しないとできないそうだ。

二級建築士へ

二級建築士の試験を去年受けた。
体調はまだまだ本調子でなかったけど、学科合格。
5時間の長丁場の製図試験は、座ってられただけでキセキくらいの去年の今頃。
落ちてしまったので、今年は2回目の製図試験。
確実に体力はついたけど、時々バネ指や腰痛に悩まされつつ、9月の試験に向けて猛勉強中。
合格したら、次は一級目指す。
そして、病気の人のための改修工事とかを仕事にする。
病気をしたわたしだから、わかること、できること、きっとある。

新米建築士の教科書

新米建築士の教科書

生きる

‪もう十分に一生懸命生きた。だけど本人はもっと生きたかっただろう。闘病してたわけでなく、癌とつきあって生きていこうとしてたと思う。‬

‪もう身体は痛くないね。心は…きっとこの世にいるだろう。‬
‪ゆっくり休んでほしい。‬
‪たくさん勇気をありがとう。‬

まおさん

まおさんがこの世からいなくなってしまった。
同じ病気の者として、心が苦しい。

子どもと一緒に生きたかっただろうなぁ。
ずっと見守っていたかっただろうなぁ。
癌が身体をうばってしまった。
でも、心はこの世に残っていると思う。
ブログや映像に、お母さんとしてのまおさんがいる。永遠に。

御冥福をお祈りします。