わたしの癌日記

2015年8月9日に左胸にしこりを見つけ、9月15日に全摘手術したわたしの日記

父の看護

父が大怪我をして入院中だ。

大腸癌の父と一緒に闘病して5年。

早かったような長かったような。

 

5年前の9月に私が手術。

10月に父が手術。

全身麻酔でせん妄になった父に付き添ったのは、術後すぐの私。父が私以外誰の言うことも聞かなかったから。せん妄になっても私が癌の手術をしたことは忘れておらず、心配かけてるなぁ…とつくづく思った。

11月に抗がん剤をはじめた私。父はステージが比較的早期で、切除だけではあったが、抗がん剤が強く効きすぎて再入院になった私を車で片道30分かけて母と2人、毎日お見舞いに来てくれた。

いま、毎夜付き添いで病院に泊まっていて、疲れないことはないけど、父と母には人一倍心配をかけてしまったから、すこしでも2人のためになることをしたい。生きている間に。いなくなってからできることなんて、そうないと思うから。